株式会社アルファネット(以下、「当社」)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて企業経営の革新を図り、デジタル技術の活用を深化させることで、お客様、社会、そして企業自身に対して真の価値を提供します。
この方向性は、事業の持続的な成長と発展を実現する基盤となります。
当社は、これからの企業経営において、お客様と社会に対する価値を最大化することを最優先に考えております。そのために、DXを積極的に推進し、事業の効率化と革新を図ります。
具体的には、以下の取り組みを実施します。
社内に蓄積された文書データやソースコードを有効活用するため、生成AI(RAG)の活用を推進。これにより、定型文書の作成・編集業務を効率化や、コードレビューや最適化支援を実現し業務プロセスの改善を目指す。結果として、文書品質の向上、開発効率の加速、およびコード品質の改善を同時に達成する。
財務、販売、顧客データをBIツールで統合・分析し、リアルタイムKPIダッシュボードを構築する。これにより経営層は売上推移、顧客セグメント別動向などを即座に把握可能になる。この仕組みを活用することで、市場変化への迅速な対応と的確な意思決定を実現し、競争力を強化する。
営業社員が日次で入力する顧客訪問記録、商談内容、要望などをCRMシステムで部門間共有をする。これらのデータを分析し、顧客ごとのニーズや課題を把握する。その結果に基づき、個別化されたサービス提案を実施する。データ共有による効率的な営業活動により、顧客満足度と売上の向上を目指す
これらの施策により、当社はお客様、社会、そして企業としての成長を目指してまいります。
2024年10月の役員会にて、社長を最高責任者とし、各部署から選抜されたメンバーで構成される「DX推進プロジェクト」を開始しました。本プロジェクトでは、定期的に進捗状況を公表し、成果や課題について透明性を持って報告していきます。
2024年4月より、AIと機械学習技術の実践的活用を通じて、従業員のデジタルスキル向上と組織全体のDX推進を図るため、企業向け生成AIサービスの利用を開始しました。特定部門でパイロットプロジェクトを経て、順次全社への展開を進めてまいります。
2024年9月より、Microsoft365の包括的なツールセットを活用し、従業員のデジタルスキル向上と組織全体のDX推進を図るプロジェクトを開始しました。2025年6月の運用開始に向けた検証を実施中です。本プロジェクトにより業務効率の向上、コラボレーションの促進、情報セキュリティの強化も目指します。
各部門で個別に管理されてきた営業関連データを一元化し、デジタル技術を活用した効率的かつ戦略的な営業活動の実現を目指します。これにより、顧客サービスの向上、営業プロセスのデジタル化と最適化、およびデータ駆動型の迅速な経営判断を実現します。
従業員のデジタルスキルを強化し、デジタル時代をリードする人材の育成を目指すため、以下の推奨資格を設定しました。
DX推進人材の育成と、デジタル技術を活用した革新的なアイデア創出を目的として、年1回の大規模社内ハッカソン・アイデアソンを開催します。全社プロジェクトとして実施し、技術職333名を対象とします。
進捗状況については、以下の指標を定期的に集計して公表することでその成果を測ります。
目標:2026年度までに一定割合の達成を目標とする。
目標:2026年度の売上に占める一定割合の達成を目標とする。
昨今、テクノロジーの急速な進展に伴い、ビジネス環境は大きな変化を遂げております。このような状況下において、持続可能な企業成長を実現し、今後も社会に対して付加価値を提供していくためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が極めて重要であると認識しております。
当社では、これまでの事業基盤を強化しつつ、DXを通じて新たな価値を創造し、今後のビジネス環境の変化に柔軟に対応してまいります。そのため、以下の3点を重点施策として取り組む所存です。
顧客ニーズを的確に捉え、デジタル技術を活用したサービスの高度化を図ります。これにより、顧客満足度の向上および企業価値の向上に努めてまいります。
デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルを構築し、これまでの枠にとらわれない新たな収益機会を開拓することにより、企業の成長をさらに加速させる方針です。
DXの推進には、社内外を問わず全てのステークホルダーの皆様のご理解とご協力が不可欠です。当社が引き続き市場競争力を保持し、持続的な成長を実現するため、DXを推進してまいります。
制定日:2024年10月15日
株式会社アルファネット
代表取締役社長 脇田 昭彦