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株式会社アルファネット



改修工事に対する石綿(アスベスト)の
事前調査が義務化されました

2021年4月より、改修工事に対する石綿(アスベスト)の事前調査が法律で義務付けられています。 また、2023年10月より事前調査は国が定める資格を有する者が行う必要があります。
● 東京都環境局:東京都アスベスト情報サイト

アルファネットでは多くの社員が石綿に関する資格を保有しているため、
事前調査も安心してお任せいただけます。

一般建築物石綿含有建材調査者:27名   石綿作業主任者:31名


石綿(アスベスト)とは?何が危険?

天然の鉱石に含まれる非常に細かい繊維状の鉱物で、かつては多くの建築物で使用されていました。 しかし、飛散した石綿(アスベスト)を吸い込むと、肺がんや中皮腫を発症する発がん性物質であることが判明し、2006年9月からは石綿(アスベスト)の使用は禁止されました。


なぜ事前調査が必要なの?

現在は使用が禁止されている石綿(アスベスト)ですが、かつては多くの建築物で使用されていたため、現在でも石綿(アスベスト)を含む建築物がたくさん残っています。そのため、改修工事等で壁に穴をあけたり建材を壊したりすると、含まれていた石綿(アスベスト)が飛散する恐れがあります。
そのような危険を防ぐために、工事の前に予め石綿(アスベスト)が含まれているかを調査し、もし含まれていた場合は適切な作業方法で工事を行う必要があります。 電気や電話等の配線工事等においても、壁や天井に穴をあける場合には石綿(アスベスト)が含まれている恐れがあるため、事前調査が義務付けられています。





事前調査は必須となります

原則として、解体・改修・リフォームなどの工事対象となる全ての材料について、事前調査を行う必要があります。




事前調査の結果、分析調査が不要となるケース

以下のケースでは石綿(アスベスト)飛散のリスクはないと判断され、分析調査は不要となります。

  • 木材、金属、石、ガラス、畳、電球などの石綿が含まれていない建材に対する工事で、切断等、除去または取り外し時に 周囲の材料を損傷させるおそれのない作業
  • 現存する材料等の除去は行わず、新たな材料を追加するのみの作業
  • 石綿が使用されていないことが確認されている特定の工作物の解体・改修の作業




 事前調査の流れ

ヒアリング調査
図面等の書面で、対象の建物の着工日年度や建築材料などを確認
→2006年9月1日以降で工事に着手した建物は石綿(アスベスト)は含まれていないとみなされ、調査終了

現地調査
2006年9月以前の建物なら、書面と合わせて現地を確認。図面に描かれている材料が本当に正しいかを現地で調査。材料の型番をHPのデータベースで検索し、石綿が含まれているか確認
→石綿(アスベスト)が含まれていないと確認できれば調査終了

分析調査
現地調査でもわからなかった場合、建材を一部採取して分析会社に依頼して分析調査


石綿含有建材調査フロー図



 調査結果の報告(石綿の有無にかかわらず共通)

80㎡以上の解体工事 および 100万円以上の工事の場合
元請け業者から都道府県へ調査結果を報告

100万円未満の工事の場合
元請け業者が調査報告書を保存


安心・安全な工事を行うために、石綿(アスベスト)の事前調査は必須作業となります。施主様には、対象の建物に関する書類のご提供や、事前調査のスケジュール調整など、ご協力よろしくお願いいたします。

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