2005年4月1日に全面施行された個人情報保護法をきっかけに、オフィスなどへの入室者制限や、入室退室履歴を取得するために入退室管理システムを導入する企業が増えました。入退室管理システムは、暗証番号認証、ICカード認証や指紋・静脈等の生体認証(バイオメトリクス認証)の組み合わせなどを用いて本人を特定し、入退出を許可するシステムです。導入に際しては、一般エリア、機密エリア、超機密エリア等、用途や重要度、運用方法によりセキュリティレベルを決め、そのレベルに合わせ個人のアクセス権限を付与することで、アクセスを許可された箇所のみ入退室を可能とし、誰がいつ何処にアクセスしたかの履歴を取得することで、セキュリティを高める装置です。
2015年10月から始まったマイナンバー制度(番号制度)において、入退室管理システムは必須のアイテムと言えます。IPカメラと併用することで成りすましも防止できます。また、その日の最初の入室と最終退室時間を見ることで、労働時間を把握出来る機能を持った製品もあり、2015年12月に義務化されたメンタルヘルス対策用としての活用も可能です。
本システムでは、サーバ装置も専用ソフトウェアも一切必要なくパソコンWebブラウザ(IE)で簡単に管理ができます!構成機器にWEBサーバ機能を実装している為、管理はパソコンからホームページを閲覧するイメージです。 |
メンタルヘルス対策として、認証装置の操作履歴から 勤怠状況を把握してみませんか? 「id・Techno eS」では、無償添付の履歴管理ソフトを用いることで、認証装置の操作履歴から勤怠情報を帳票出力する事が可能です! 帳票は、月/週/日、全員/組織別/個人別とさまざまなパターンにて作成することが可能で、検索したデータはCSVにて出力することも可能です! |
個人識別装置を入側・出側両方に設置した部屋は、部屋内に何人いるのか、
誰がいるのかをパソコン画面で確認することができます。
共連れ入室による不正行為を防ぐため、入室時にカード操作をしないと
退室時に扉を解錠しないように設定できます。厳密な履歴管理にも有効です。
人に応じて入室ができる部屋を限定できます。 レベルは100通り設定する事ができます。
セキュリティを高めたい部屋には、必ず2名以上が在室するよう制御できる機能です。
1人在室による不正行為や事故を防ぎます。
扉をタイムスケジュールで施/解錠したり、カードの使用できる時間帯を設定する事ができます。
カードリーダに番号を振り、カード操作する順番を制限する事で、
人の動線を指定する事ができます。